【読書】夜空の訪問者 斎藤洋
ささいなきっかけで、突然非現実的なことがやってくる…
こんにちは、ふかみんです٩( 'ω' )و
深見「オヤツのつもりで借りてきた「ロンド国」が思いの外刺さってきてツラい」
妹「斎藤洋オススメ」
齊藤 洋(さいとう ひろし、1952年7月16日[1] - )は、日本のドイツ文学者、児童文学作家。亜細亜大学経営学部教授[2]。作家として活動するときは斉藤 洋と表記する。
代表作は「ルドルフとイッパイアッテナ」
ルドルフとイッパイアッテナの人か…と検索してみたら、ペンギンの話?とか色々面白そうだったので、目についたこの本を借りてきてみた。
「非現実に巻き込まれる時、そのきっかけはとてもささいなことが多い」(返却してしまったので正確ではない)っていう導入で期待感が高まった。
旅するオオハクチョウが、星座に出逢った生き物の話をして、自分もどうしたら逢えるのだろうと考えるお話。
ギリシャ神話の星座を知らないと、ピンとこないだろうなって話もある。
読んでいて詰まるような箇所(方言とか、知らない習慣とか)もなく、ちくっと刺さるような箇所もなく。
星座を知ってると楽しい、という雑学が役に立つ喜びもある。
これは買って家に置きたいなぁ、と思う本だった。
オヤツになる本
そうなの!こういうのなの!!
指輪物語みたいなフルコース懐石みたいなどっしり重いものも嫌いじゃないんだけど、とにかく今は、長らく読書していなかったリハビリや家事育児に追われてヘトヘトになっている現実逃避に読みたかったから、オヤツが欲しかったのよ。
読後も「あー面白かった!」っておわれる本が読みたかったのよね。
ロンド国は面白いんだけど、特にレオに似ているなって思う人には時折チリチリと燻る何かを感じずにはいられない本だから、オヤツとしては胃もたれするのよね…
息子の分の図書館カードも作って借りれる冊数が倍になったので、次回も何か斎藤洋の本を借りようっと。